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観賞魚や爬虫類のケアに関するトピックスを月代わりでご紹介していきます。今までのトピックス内容もご覧になれます。

カルシウム(海水魚水槽編)

カルシウムは、なぜ必要なの?

朝夕、めっきり冷え込む季節となりました。

あなたの海水水槽のサンゴや魚たちは、元気にしていますか?

以前爬虫類の話のところで書いたように、カルシウムは、すべての生物に必要で骨格の形成に大きく関わっています。

私達人間にも、しっかりとした骨を形成する為に、カルシウムが必要です。

十分なカルシウムの摂取が出来ない場合は、骨は、スカスカになってしまいます。

また、サンゴの骨格も主に炭酸カルシウムからできています。サンゴは、光のエネルギーを利用して、海水中のカルシウムイオンと炭酸水素イオンから、自分の骨格を作って成長します。

しかし、水槽という閉鎖された環境のなかでサンゴが、活発に成長すると、当然海水中のカルシウム濃度は、減ってしまい、やがて、サンゴの成長は、とまってしまいます。

その不足したカルシウムを添加する方法として3つあります。

不足したカルシウムを添加する方法

  • カルシウムリアクター
    市販されているカルシウムを生成する装置を使用することで、カルシウムを水槽内に添加します。装置内に充てんしてある炭酸カルシウムに二酸化炭素を強制的に添加することで、リアクター内のPH値を下げ,炭酸カルシウムを溶解させ、サンゴが、吸収しやすい形(重炭酸カルシウム)を作って水槽内に添加します。カルシウムイオンを安全に供給するだけでなく、炭酸水素イオンを供給するので、PH値を安定させます。
  • カルシウム添加剤
    カルシウムサプリメントなどの液体の添加剤には、塩化カルシウムが含まれており、適量の液体を添加してやることで、比較的簡単にカルシウム濃度を上げることができます。使いすぎると、塩化カルシウムは、陰イオンとしての塩化物イオンを持っている為、イオンバランスが崩れ、炭酸塩硬度が低下するおそれがあります。
  • カルクワッサー(石灰水)
    薬局などで、販売されている粉末の水酸化カルシウムを水で溶かし、その水溶液を水槽内に少しずつ添加することで、カルシウム濃度をたもちます。面倒なことに、水酸化カルシウムは飽和濃度が低いため、濃い液を作ることができません。また、水酸化カルシウムは、非常に強いアルカリ物質なので添加しすぎると、PH値は、異常なアルカリになり危険です。この方法では、費用の面で経済的な面もありますが、使用方法が少し難しい面があるので、十分注意して使用する必要があります。

以上のようにカルシウムの添加方法には、いくつかの方法があります。水槽内のカルシウム濃度は、定期的に測定し、自然界の海水濃度400〜420mgに近づける必要があります。添加方法は、飼育のレベルや費用に応じた方法を選んでください。また、自分には、どの方法が適しているかなどは、お近くのショップに相談するのもいいかと思います。

水槽という限られた環境ですが、あなたの思いやりでサンゴにやさしい環境を作ってあげて下さい。