神畑養魚はあらゆる生体や観賞魚用品を扱う世界のブランドです

KAMIHATA FISH INDUSTRY GROUP

カミハタTopics

MENU

検索

栄養剤について(爬虫類編)

いやー 今年の夏は本当に暑かったですね。まだまだ残暑が続きそうだし、こんなに暑いとジュースやアイスなど冷たいものばかり食べてお腹がおかしくなってしまいます。そうなると食欲も落ちて夏バテされた方も多かったのではないでしょうか?

暑さで体力が落ちた上に、食事で摂取すべき栄養分が十分に取れなくてなってしまっては、体調を崩すのも無理ありません。こんな時、ここぞとばかりに駅の売店で仁王立ちし栄養ドリンク剤を一気飲みしたという方も多いんじゃないでしょうか。

夏バテに似た症状は別に人間に限ったものではなく、みなさんが飼育されているペットに関しても同じようなことが言えるのです。多くの場合は、飼育環境に問題があったり、またエサの栄養分の偏りなどから起きます。そこで今回は、特にハ虫類に関して必要な栄養素に関して少しお話したいと思います。


ペットも夏バテ?

爬虫類に必要な栄養素と言っても非常に多くの種類がありますが、その中でも特に重要で基本となるカルシウム、リン、ビタミンD3を取り上げたいと思います。

  • カルシウムとリン
    カルシウムは、すべての生物に必要な栄養素で主に骨格の形成などに大きく関わってきます。ハ虫類に与えたカルシウムがすべて栄養分として吸収されるわけでなく、食物に含まれる他の栄養素(特にリンとビタミンD3)とのバランスによって吸収のされかたも違ってきます。その中でも、特にリンの量はカルシウムとの与える割合が重要で草食性のハ虫類の場合、カルシウム:リン=2:1の比率で与えるのがよいとされています。リクガメの場合には、カルシウム:リン=4~6:1でカルシウムの比率を多くしたほうがよいようです。
  • ビタミンD3
    ビタミンD3は、カルシウムとリンが体内に吸収するのを促進し、骨の発育を助ける役割をします。ビタミンD3を体内に取り込むには、エサから摂取する場合と日光浴によって体内で作ったものを利用する場合とがあります。飼育下においては、どうしても日光浴不足になりがちなので、どうしてもエサなどから摂取する必要があります。

これらの3種類の栄養素を与えるだけでもバランスなど非常にややこしそうで、どうやって与えてやればよいかわからないと言う人も多いかと思います。そんな悩みを解消してくれるものに栄養添加剤があります。ESUレプタイル商品の栄養剤スプレーを使用すれば、カルシウム、リン、ビタミンD3などを与えるエサにシューとひとふきスプレーするだけで、バランスよくハ虫類に補給することができるのです。特に、カルシウムとビタミンD3に関しては、草食性用と肉食性用に分けそれぞれが必要とする成分をバランスよく与えることができます。

みなさんのかわいいいペット達は自分で栄養ドリンクをゴクンと飲むわけにも行かないので、普段与えているエサの栄養なども少し気にかけてあげてください。

あなたの思いやりの1本、いやスプレーひと吹きで大切なペットを元気にしてあげてください。

TOP