• バクテリアが分解しやすい生分解性樹脂でできています。
• 好気的条件でバクテリアの餌となり、飼育水の硝酸とリン酸を吸収することで、硝酸およびリン酸の除去が行われます。
• 液体の炭素源よりも、添加の手間が少なく、投入量を一定に保つことが可能です。
• ペレット表面に繁殖したバクテリアは自然にはがれ、サンゴの餌にもなります。

好気条件での使用は海水専用です。嫌気条件では淡水にも使用可能です。

バイオペレットが硝酸除去に役立つ仕組み

バクテリアがバイオペレットを消費して増殖する際、硝酸が除去されます。

• バクテリアがバイオペレットを消費する際に硝酸を利用（好気条件）
  飼育水中の硝酸が除去
  硝酸は、バクテリアによってアンモニア→アミノ酸→タンパク質という流れで形を変え、除去されます。
• バクテリアがバイオペレットを消費する際に硝酸を利用（嫌気条件）
  飼育水中の硝酸が除去
  水（Ｈ2Ｏ）、二酸化炭素（ＣＯ2）、窒素（Ｎ2）が発生します。

バイオペレットがリン酸酸除去に役立つ仕組み

バクテリアがバイオペレットを消費して増殖する際、リン酸が除去されます。

• バクテリアがバイオペレットを消費して増殖する際にリン酸を吸収
  飼育水中のリン酸が除去
  （リン酸を蓄積したバクテリアはプロテインスキマーで除去されます。また、サンゴを飼育している水槽では、サンゴにエサとして捕食されます。）

ＮＰＲバイオペレット

オールインワンバイオペレット

使用環境によってバイオペレットを補充する時期は変動します。どちらのバイオペレットも硝酸、リン酸除去にお使いいただけますので、 ご使用環境やそれぞれのバイオペレットの補充の目安をふまえてお選びください。

バイオペレットリアクター内にバイオペレットを投入し、水流を調整して緩やかに流動させます。

• 飼育水10ℓに対して、5㎖～10㎖が規定量です。
• 十分な水流と通気量のある環境で使用してください。ただし、水流が強すぎる場合は、バイオペレットの消耗が早まるだけでなく、バクテリアが増殖する妨げとなる場合がありますのでご注意ください。
• 使用量に注意し、特に使用初期は入れすぎに注意してください。硝酸、リン酸濃度の高い水槽でいきなり規定量使用すると、バクテリアが繁殖しすぎ、白濁する場合があります。使用初期は規定量の1/3 から半分ほど使用し、様子を見ながら1～2ヶ月かけて徐々に規定量まで増やしてください。
• バイオペレットを使用することによって好気性細菌が増殖すると、飼育水の酸素が消費され、pHが降下する傾向が見られます。飼育水の酸素濃度の低下およびpHの降下は、飼育する生き物にとって悪影響となる恐れがありますので、エアレーションが必要です。海水飼育では、汚れを除去するだけでなく、ガス交換のメリットもあるプロテインスキマーを併用することをおすすめします。
• 使用環境によりますが、バイオペレットを分解するバクテリアが増殖するまでに、1週間から1ヶ月程度時間がかかります。

その他

• オゾンや殺菌灯の使用は、バクテリアの増殖に悪影響を与える可能性があります。
• 淡水で使用する場合は、嫌気条件で使用してください。好気条件で使用すると、バクテリアが過剰に繁殖して飼育水が白濁する恐れがあります。
• 海藻類は、硝酸塩やリン酸塩の除去により枯れてしまう可能性があるのでご注意ください。
• バイオペレットを使用することにより、給餌量を増やしたり収容する生き物を増やすことができます。しかしながら、一般的なエサには、バクテリア、魚、無脊椎動物が利用しきれないほど、高いレベルでリンが含まれる傾向がありますので、リン酸吸着剤の併用も有効です。
• バイオペレットに増えるバクテリアの数は、飼育水中の窒素およびリンの量に応じて変動します。
• 本製品は観賞魚用品です。他の用途には使用しないでください。

バイオペレットは、バクテリアによって分解されるため、徐々に量が減っていきます。
補充の目安を参考に、水質やサンゴなどの状態を確認しながら補充を行ってください。 バイオペレットをリアクターに追加投入する際は、リアクターの運転を停止させ、水漏れに注意してください。

ＮＰＲバイオペレット

オールインワンバイオペレット

この製品は改良の為、予告なしに仕様デザインを変更することがあります。あらかじめご了承ください。

• 

  ＮＰＲバイオペレット（250㎖）

  本製品の販売は終了しました。

• 

  オールインワン バイオペレット（250㎖）

  本製品の販売は終了しました。